活動報告

練馬区議会 第一回定例会 一般質問を傍聴

令和5年2月7日~9日の3日間、『練馬区議会 第一回定例会 一般質問』を傍聴してきました。傍聴は、練馬区役所9回の傍聴席(68席)にて可能です。また、区のホームページにて、議会放映の録画映像が見られますので、是非ご利用ください。本会議場内の写真撮影は禁止の為、傍聴席入口の写真を掲載しました。臨場感ある会議の様子は是非議会放映をご視聴ください。

さて、そもそも「一般質問」ってあまり聞き慣れないと思いますので簡単に説明と今回の傍聴により区政の方針が垣間見れましたので一部ご紹介します。

そもそも「一般質問」とは?

区議会は、条例に基づき年4回(2月、6月、9月、11月)定例会を開催していますが、定例会期間中に全ての議員が集まって行う本会議にて「一般質問」が行われます。

一般質問では、議員が執行機関(区長や技監および関係部長など)に対して、区政全般について、一般事務の執行状況や将来の方針、課題について質したり、政策提言をすることができます。練馬区では、議員一人につき概ね25分間の質問時間が設けられており、執行機関の答弁を合わせて45分間となっています。

 

今回、一般質問を傍聴して、特に下記事項について区の前向きな回答があったのでご紹介します。

①経済対策について

・令和5年4月から練馬区ビジネスサポートセンターの中小企業診断士を増員、総合相談体制強化

・令和5年9月まで、区独自の借換特別貸付と緊急経営支援特別貸付を延長

・商店街支援として、イベント事業への補助率引き上げとプレミアム付商品券事業実施

・新たにアドバイザーを派遣し、商店会のデジタル化支援強化

②子育てと教育

・待機児童ゼロ継続とともに、少子化に合わせた保育所の整備を検討

・学校、地域連携事業の在り方の検証やスクールソーシャルワーカー増員を行い、家庭や地域と協働した学校運営や様々な環境下にいる子供たちへの支援推進

・多忙化する教員の負担軽減に向け、サポート人材や部活動指導員の配置拡大

→子供と向き合う時間を増やし、児童生徒一人ひとりに応じた指導の充実

③まちづくり

・順天堂練馬病院の災害時医療の提供体制の強化と医療施設の充実を図るため、都市計画に定められた容積率を緩和するため、都との協議を推進

・富士見台1丁目の生産緑地は、みどりの保全・確保や地域の防災性向上に向けて、地域に親しまれる公園へと整備

④町会・自治会活動支援について

・町会・自治会のデジタル活用支援の強化

・町会・自治会とNPO、ボランティア団体等がコラボして地域課題に取り組むプロジェクトを支援

⑤災害対策について

・震災時の個別避難計画を令和5年度から3年間で全避難行動要支援者の計画を作成。計画の必要性について、周知の強化

・要支援者の心身や生活の状況をよく知る介護支援専門員や相談支援専門員等が計画作成を支援できる体制を整備

⑥福祉施策と障害者施策について

・ひとり親家庭の養育費取り決め促進のため、来年度から、裁判外紛争解決手続き、いわゆるADR費用等の助成開始

・重度障害者のグループホームについて、医療的ケアを要する利用者の定員や入浴サービスの実施日の拡大

・医療的ケア児支援に向け、令和5年10月、こども発達支援センターに総合相談窓口を設置。医療的ケア児等コーディネーターのよる医療や福祉、地域生活に関する相談対応とともに、医療的ケア児を育てた経験のある家族による相談・助言を実施

 

上記以外にも様々な質問・答弁がされておりましたので、是非詳しくは区のホームページや区議会だより、各議員のSNSなどチェックしてみてください!!

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