令和4年11月20日、南ヶ丘小学校にて『防災まちづくりキャラバン』が開催され、消火器での消化疑似体験や火災が起こった室内を想定したけむり体験をしてきました。
また、パソコンを使って、指定した場所の延焼スピードと範囲をシミュレーションすることができ、密集地域での火災の怖さを改めて実感しました。
練馬区内には、震災時に延焼被害の恐れのある老朽木造住宅が密集している地域があります。田柄、富士見台南側、下石神井の3地区は、区が優先的に防災性の向上に取り組む地区として指定し、下記助成制度を行っています。
①古い住宅の建替え等の費用の助成
昭和56年5月以降に建築された住宅(旧耐震建築物)の建替え等の費用
・建替え(解体+新築) ・・・ 助成金額 225万円上限
・解体のみ ・・・ 助成金額 130万円上限
②狭あい道路の解消等を支援
狭あい道路(公道)を拡幅する際の土地の寄付に対する奨励金の交付
・交付金額 ・・・ 20万円上限
③危険なブロック塀等の撤去費用の助成
・助成金額 ・・・ 17,000円/m上限
練馬区議会では、区と手を取り合って、こうした助成制度を推進し、地域の防災力を高め災害に強いまちづくりを進めています。引き続き、防災・減災対策への啓蒙活動を行うとともに災害に強いまちづくりに取り組んで参ります。